ベトナムファンドが注目される訳

ベトナムファンドが注目される訳を考えみる。今、「ベトナムは10年前の中国だ」といわんばかりにベトナムファンドへの関心が高まっているのは事実である。なぜなら、ベトナムのファンドに注目する人々は、ベトナムの2005年度のGDP成長率は8.4%という数字に注目し、さらには、2007年には世界貿易機関(WTO)の正式加盟国となったことも見逃さないからだ。ベトナムが世界貿易機関(WTO)の正式加盟国となったことは、経済発展の起爆剤のひとつの要因と推測され、今後ますますの経済的な発展が期待される。そして、ベトナムの経済成長にともないベトナムファンドがますます注目されるという図式がここ数年成り立っているのだ。発展途上国の経済成長に着目して、その株式に投資することは今に始まったことではない。現に、ベトナムファンドが世に出るより早く、BRICs(ブリックス)と呼ばれる、ブラジル、ロシア、インド、中国への株式投資がそのさきがけとして知られていた。中国、インドについで、魅力的な投資対象国として今高度成長期に入ったベトナムが注目されているのは自然な流れといえる。そこでベトナムの株式に投資するとはどうゆうことか、ベトナムファンドの可能性とリスクについて調べてみた。

ベトナムファンドとは何か?
その投資の可能性とは

ベトナムファンドとは、ベトナム国内の株式に投資するいわゆる投資信託のことである。そもそも、ベトナムの株式市場は2000年7月に産声を上げたばかりだ。2007年2月にホーチミン取引所の上場銘柄数が102銘柄に増え、時価総額も約167億USD(約2兆円)に急拡大したあたりから、声高にベトナムファンドという言葉が聞こえるようになってきた。個人投資家がベトナム株を買うには、ベトナム国内に口座を持つ必要があるが、それにはベトナム現地に行く必要があり手間がかかるため現実的ではない。そこで、投資信託というファンドの形をとれば、証券会社など専門業者が介在するので、個人投資家は資金だけ投資すれば、手間をかけずベトナム株に投資が出来るということなのである。

ベトナムファンドの現状投資とリスクについて

発展途上国のベトナムのファンドに投資することのメリットは、ベトナムの経済成長を一緒に享受するという一言に尽きる。なかには、純粋にベトナムという国の発展を願う人もいるであろうが、やはり、ベトナムファンドを買う人間の大半は投資信託というファンドで利益を上げることを目的としている。ベトナム政府は、2009年の国有企業改革の完了までにホーチミン取引所の上場銘柄数700社以上実現を目指しており、今後もど優良銘柄の大型上場が相次ぐことが予想される。したがって、ベトナムファンドに投資することは、非常にうまみがある状況である。日本の投資家が注目するのも自然な状況だ。
しかし、実際に投資をはじめるとなると、不安材料もことかかない。まず、ベトナムファンドは投資信託ではなく、いわゆる匿名組合にあたるものが多い。匿名組合の場合は『投資信託及び投資法人に関する法律』による投資家保護が期待できないことがあるので注意が必要である。不透明な部分が多い現状、まず、安易にベトナムファンドに投資するという姿勢は積極的に進められるものではない。ベトナムファンドに投資する際には、信頼できるか情報かをを十分確かめた上で、説明をよく聞き納得した上で、慎重に投資していくし姿勢が望まれる。

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